ヒートショックとは
(2020年10月26日)こんにちは。
まずは、こちらのグラフをご覧ください。
交通事故による死亡者数より、ヒートショックで亡くなる方の方が多いことがわかります。
交通事故よりも死亡事故が多い『ヒートショック』について知らない方が多いと思いますので
今日は冬に気を付けないといけない『ヒートショック』についてお話します。
まず、ヒートショックとは・・・
家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで起こる健康被害のことを言います。
失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼします。
冬場に、暖房の効いたリビングから脱水所に移動し、浴槽に入る時などに起こりやすいです。
最も起こりやすいのが、18時~20時頃の浴室。
続いて、朝6時~8時頃のトイレになります。
ヒートショックのリスクを軽減(リスクマネジメント)するには
浴室やトイレにたどり着くまでの温度差を緩やかに保つことが重要となってきます。
『冬場の脱水所が寒いのは当たり前だと思っているから気にしてない!』
『冬は暖かい部屋にほぼいるし、トイレやお風呂の時間は短いから大丈夫!』
『脱水所は寒いけど、そのあと温かい42℃のお風呂に入るのが冬の入浴の醍醐味だ!』
ちょっと待った!!!!!
『寒いのは当たり前』という考えは間違いです。
健康動線(1つの家を1部屋と考え断熱すること)を考え、温度差を緩やかに保つことが大切になります。
例えば、浴室をリフォームした場合、
浴室をリフォームしただけでは十分とは言い切れません。
換気乾燥暖房機の設置や、断熱効果のある窓『インプラス』、壁や床に『ココエコ』のような真空断熱パネルを設置するなどの対策をしてこそ、より快適なリフォームに繋がります。
冬場の脱水所とお風呂の温度差が醍醐味だと考える方もいらっしゃるとは思いますが
健康被害のリスクはとても高いです。
ヒートショックはとても身近な健康被害です。
リスク削減のためにもなるべく温度差を緩やかに保ちお過ごしください。
また、各部屋の温度差を緩やかに保つことは、冬場起こりやすい『ヒートショック』だけでなく
夏場の『熱中症』の対策にも十分有効です!
最近、急激に寒くなってきましたので
健康動線を考えた
家全体でひとつのお部屋だと考え
暖かいお部屋になるようにしましょう。
いい家ネット
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