岡崎市:床の段差解消 介護リフォーム
床の段差を解消し、ご高齢者様が
安心・快適に暮らせる空間へ
お客様のご要望
お施主様の叔母様がもともとこちらにお住まいで、しばらく入院されていました。
退院してからご高齢の方が一人暮らしをするには、玄関から台所キッチン、居間への移動をするための段差解消、手摺の設置が必要だとケアマネージャーさんからのご指摘がありました。
そこで、高齢者でも安全に暮らせるように介護リフォームをしてほしいとお施主様からご依頼をいただきました。
施工ポイント
入院されていたご高齢者様が戻られたときに、快適に過ごせるよう、土間の段差解消や手摺りの設置工事を行いました。
通路幅においては、将来の万が一の車椅子のご利用を考慮して設計しました。
また、空いたスペースを応接間や物置場として利用できるよう、通路の手摺りは可動式のものを選びました。
写真
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施工前(土間全景)玄関・台所キッチン・居間の行き来に土間を通る必要がありましたが、段差があり、とても大変でした。
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施工前(居間入口からの土間全景)下部玄関から居間への入り口は、ブロックを積み上げていただけだったので、床が不安定になっておりとても危ない状況でした。
新たに床組みを組むため、ブロックを排除しました。 -
床組工事玄関・台所キッチン・居間の高さがすべて異なっていたので、まずは、玄関を基準とした土台づくりを行います。
レーザーを使用し水平を確認しながら束石・大引を設置していきます。 -
床下地工事根太レス工法を取り入れ、頑丈な床板24㎜構造用合板を張ります。
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通路側面の化粧工事
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手摺設置通路の両サイドに安全のため手摺を設置します。
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手摺設置今後、車椅子を使用することになったとしても大丈夫なように幅を取ってあります。
コーナー部は床を斜めに施工し、曲がり易いよう工夫しています。
手摺足元のコーナー部分は出っ張っていると危ないので、角を丸く加工しました。 -
可動式手摺設置掃除道具や傘などを置くスペースがあり、今後このスペースを利用できるように可動式手摺を設置しました。
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可動式手摺設置
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ステップ設置・手摺設置ステップも安全のため角を丸く加工しています。
また、ステップを固定し、ズレないようにしています。
居間からでも手摺を持てるように工夫しました。 -
施工完了アプローチ部分には、見た目が綺麗で掃除しやすい、クッションフロアを張り完成しました。
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施工完了玄関から入ったスロープ先に冷蔵庫と洗濯機の設置を希望されていましたので、置けるように広いスペースを設けました。
設置後は生活動線が簡単で便利になりました。
施工概要
- 所在地
- 愛知県岡崎市
- 工期
- 1週間
- リフォーム内容
- 介護リフォーム、 土間の段差解消・手摺り設置、 福祉介護保険・住宅改修工事助成金使用
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